場面緘黙症重度の子供も挨拶の練習!ハードルが低いのはバイバイ!~保育園・幼稚園年長
こんにちは! しんママ☆りんごです♡
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前回のスモールステップのお話、読んでいただけましたか?
あの人が成功したから、うちの子どもにも!
と頑張っても、成果が上がらない。。。
なぜ?
どうして?
と悩むことはありませんよ。
スモールステップのやり方って、
その子に応じたやり方でしなくてはいけないと思うんです。
だから、このブログでは、
何をやればいいかわからないママさん、パパさん、先生たちの参考になればと思い
私がやってきたスモールステップをご紹介しています。
話はできなくても
場面緘黙症軽度の子供は
お返事やちょっとした声を出せる子もいます。
私の子供はバリバリの重度の場面緘黙症( ̄▽ ̄;)
でも、
「バイバイ」が言えたんです!!!
このお話を
少しお話させてください。。。
年長組(1学期)のスモールステップ!
ことばの教室
ことばの教室とは、
発音や話ことば、コミュニケーション等が気になる子供の相談や指導を行う場所です。
文部科学省の特別支援教育プログラムの一環として行われる言語障害特別支援学級の通称です。
このコミュニケーションというところで、
通級指導していただいてました。
話せたらラッキー♡かなって、くらいの気持ちで。
知り合い以外の人とかかわるのって大事だと思うんです。
だから、年中組の時から通ってたんです。。。
が、前年度と先生が変わってて(;^ω^)
やっと慣れたと思ったら、違う先生とは。。。
初顔合わせは、もちろん緊張MAX!!!
私からなかなか離れませんでした。
でも、そこは先生、さすが(≧▽≦)!
プレイセラピーで一時間しっかり遊ばせてくれました。
楽しい初顔合わせでした。
何だかいい感じだったので、少し目標を(´艸`*)
「先生に、バイバイと言えたら、100均で好きな物買ってあげる♡」
ご褒美もぶら下げました。
ご褒美の効果か、
先生が安心できる人の枠に入ったのか、
わかりませんが、二回目の通級で
「先生!」「バイバイ!」
と言ったんですΣ(・ω・ノ)ノ!
先生も本人もママも笑顔笑顔の通級でした。
一年間、これしか言わなかったけど、十分スモールステップ!です。
私の子どもにとって、プレイセラピーはとても有効でした。
お友達にあいさつ
仲良しグループがありました。
本人を入れての4人グループです。
Aちゃん、Bちゃん、Cちゃんとさせてください。
ことばの教室で、先生に「バイバイ」が言えてから、
Aちゃんにも「バイバイ」が言えるようになりました。
Aちゃんとは、お互いの家では会話できます。
園では、ほとんどうなずきでコミュニケーションをとっていましたが、
小声で「うん」と言っているとAちゃんが教えてくれました。
本人に確認すると「うんなんて、言ってない」というんですが( ̄▽ ̄;)
言っててほしいです。
Aちゃんに言えるようになったら、
Bちゃんにも「バイバイ」が言えるようになってきました。
Bちゃんは、習い事が一緒なので安心できるようです。
Cちゃんには、手を振るだけの「バイバイ」ができるようになりました。
Cちゃんには声出さないの?と思われるでしょうが、手も振れなかったんです。
本人、すごい頑張ってるんです!
言葉の教室からの園でのスモールステップ!です。
その後、降園時に園庭開放があるのですが、
クラスメイトに
「ママ~~」
と声を聞かれても平気になりました。
あぁ、もちろん会話は出来てませんよ(>_<)
でもこれがスモールステップなのです。
なぜ、バイバイをさせたのか
あいさつというと、
「おはよう」「こんにちは」
をさせてしまいますよね。
なぜ、私がことばの教室で「バイバイ」にしたのかというと、朝の緊張度はかなり強いです。
そこで、「おはよう」なんて無理ゲー(;´Д`)
十分に安心してからの「バイバイ」。
これが、一番しやすい挨拶かな~って思ったんです。
緊張や不安があってはスモールステップできません。
ここだな!という時を見つけてやってみてくださいね。
あの時やっていればよかったこと
あいさつのバイバイ。。。
バイバイ以外も頑張ればよかったと思っています。
例えば。。。
お友達に「ありがとう」と言えると、もっと深い友情ができたかもしれない。
たくさん周りのお友達にお世話してもらっていました。
私からでなく、緘黙っ子から「ありがとう」をみんな聞きたかったのでは。。。
本人はそれよりももっと言いたかったのでは。。。
早期支援で「ありがとう」+笑顔=幸せ 「ありがとう」×笑顔=100倍幸せ を与えてあげましょう。
次回、まだまだ年長組一学期(こちらから)つづきます。