あなたはスイミーになれますか?~読み聞かせのおすすめ絵本♪
こんにちは! しんママ☆りんごです♡
国語の教科書に不朽の名作!
一番下の子が、
宿題で国語の教科書の音読をしていました。
なつっ( *´艸`)!!!懐かしい♡
読んだ読んだ、この絵本。
忙しく動いていた私の手が止まるほど、
子どもの音読は上手で(親バカでごめん。。。(;^ω^))映像が頭の中に浮かんできました。
ちなみに、アイキャッチ画像の絵も子どもが書いたものです。
上手でしょ(≧▽≦)♡(これも親バカ!)
みなさんもおなじみのあの絵本です。
小学校の国語の教科書には絵本のお話がたくさん出てきます。
どれも、名作なんですよね~( *´艸`)
40代半ばの私が小学生のころから掲載されているものもあります。
その中から、今日はこちらを紹介したいと思います(もうわかったよね(*‘∀‘))
幼児~低学年向け(自分で読むのは全世代!)
「スイミー」 レオ・レオニ☆作 谷川俊太郎☆訳 (好学社)
兄弟は赤い魚、
スイミーは真っ黒い魚。
突然、大きなマグロがやってきて、兄弟を食べてしまいました。
スイミーは逃げました。
逃げた海の中には、
クラゲ・いせえび・イソギンチャクなど綺麗な生き物がいます。
その中に見つけた兄弟と同じ色、同じ形のの魚たち。
「大きな魚に食べられるから。。。」
と赤い魚たちはスイミーと一緒に遊ぼうとしません。
そこで、スイミーは、考えました。
いろいろ考えました。
みんなで大きな魚のふりをして泳ごうと。
「ぼくが、目になろう」と。
赤い魚たちはスイミーと協力して、みんなで力を合わせて大きな魚を追い出しました。
読み終えて。。。
いつも我慢ばかりして、逃げていてはいけない。
みんなで強い気持ちをもって、戦うんだ!!!と言う意味の
「ぼくが、目になろう」。
その気持ちに赤い魚たちみんなが動かされます。
道徳でも使えそうな内容です。
内容の面白さだけでなく、絵がきれいなこと!!!
虹色のゼリーのような。。。
ドロップみたいな岩から。。。
この美しい表現にピッタリの絵です。
スイミーになれない子ども
私の真ん中の子どもは、悪いことだとわかっていても注意することができない子です。
友達は正義感が強く、悪い子に「だめだよ!!!」と強く言えます。。。
が、すぐに大勢から逆切れされ嫌みを言われ、傷つき次の日学校を休んでしまいます。
最近は学校を休む日も増えてきました。
大勢から嫌みを言われているとき、真ん中の子どもは、友達を助けてあげることができません。
ただ、見ているだけ。。。
友達が傷つくと、慰めてあげることしかできていません。
「もっと、助けてあげればいいのに。。。」と言うと、
「無理。。。」と言い泣き出しました。
助けてあげたいけど、自分のほうに攻撃が向かうのが怖いらしいのです。
わかります。
みんなそんなに強くない。
スイミーのように強ければ、友達をその場で助けてあげることができるのに。。。
そう思っていると、一緒にその友達と遊んだ帰り道、
「明日の休憩時間 一緒に遊びたいから 学校来てね!」
と真ん中の子どもが言ったようです。
次の日、友達は遅刻はしたけれど、一時間目が始まる前に学校に来ました。
子どもは帰宅して
「今日いいことがあったんよ~友達が学校にきたよ~♡」
と、とってもうれしそうでした。
後日、友達のお母さんにあった時 話を聞くと、
「りんごさんの子どもと遊びたいから、落ち込んでても頑張って学校行けてるよ。支えてくれてありがとう」
と言われました。
友達を助けられない子だと思っていたのですが、直接ではなくても助けていたようです。
スイミーにはなれませんが、赤い魚たちの一人として、十分に役目をはたしている気がしました。
教科書で勉強のために読んでいた「スイミー」。
もう一度、手に取って読み直してみてはいかがでしょうか?
いろんな発見がありますよ(≧▽≦)
次は、読書感想文におすすめの本です☆
前回のおすすめ絵本はこちらから