いじめをなくそう!!小・中学生のみなさんへ~読み聞かせのおすすめ絵本♪
いじめ。。。
みなさんの周りでおこっていませんか?
小学校の教師たちが他の教師をいじめていたことが発覚し日本国内を騒がせました。
これを【いじめ】ではない!
これは犯罪である!神戸市須磨区の小学校で起きた事件
学校教員による行為なので【いじめ】と書いた方がセンセーショナルなのだろう
しかしこれは犯罪だ
いじめではない
そこはハッキリさせておかないといけないこれでは校内の犯罪はすべて【いじめ】にされてしまう pic.twitter.com/jGT06Or0tx
— めがね旦那@小学校教諭(育休) (@megane654321) October 5, 2019
いじめをしてはいけないと教える立場の先生が率先してイジメている光景。。。
本人たちはどんな気持ちでいじめていたのでしょうか?
周りの先生たちも毎日その光景を目にしてどんな気持ちだったのでしょうか?
道徳が教科になり毎週、いじめや優しい心、将来のことなどを学習します。
こんな先生たちに道徳を教えてもらいたくはないですね。。。
そんな先生たちにも読んでもらいたい本があります!
全学年向き~中学生
「しらんぷり」 梅田 俊作・作 梅田 佳子・絵 (ポプラ社)
きっかけはドンチャンのくしゃみだった。
ヤラガセたち4人組が通りかかったところだった。
それから毎日、ドンチャンへのいじめが起きる。
でも周りのクラスメートは見て見ぬふり。。。
ヤラガセたちに注意をしようと思うが、もしぼくがやられたら。。。と思うと、正義にはなれない。
いじめはどんどんエスカレートしていき、ドンチャンは万引きまでさせられた。。。
読み終えて。。。
いじめられる子、
いじめる子、
周りで見て見ぬふりをしていた子、
注意はしたがいじめられる方にも問題があると言った子、
本当は気づいているけど気づいていないふりをする先生、
子どもの訴えを楽に解決しようとする親。。。
登場人物全員がいじめに加担しています。
因果応報、いじめていた子は自分もいじめられました。
この絵本は1ページの文字は少ないですが、200ページ以上あるので、朝の10分程度の読み聞かせ会には向いていません。
じっくり読んで聞かせることが必要です。
なので低学年は、家で子どもに読んであげましょう。
中・高学年・中学生は、自分で読んでいじめについて考えるのもいいでしょう。
学校で子どもが感じたこと。。。
この絵本を下の子に読んだ次の日、小学校で同じことが起こりました。
四人組でいつも仲良く騒いでると思ってたグループは、実は3:1で蹴られたり殴られたりしていたようです。
そして、いじめられた子は学校に来れなくなりました。
下の子は「絵本と一緒で怖かった。。。」と。
この絵本はリアルないじめの話です。
子ども 「どうしてドンチャンははやく親に言わなかったの?」
わたし 「もし自分がいじめられていることを親が知ったら、心配するでしょう。
ドンチャンは優しい子だから、親に心配をかけたくなかったんだと思うよ。
でも、ドンチャンのためにも、ヤラガセたちのためにも、もっとはやく親に言ったほうがよかったよね。」
子ども 「どうしてぼくはドンチャンを助けてあげなかったの」
わたし 「自分もいじめられると思ったからだよ。
いじめを止めに入ることはとっても勇気がいる事。
とても心が強くないとできないよね。
もし自分がいじめを、止めれない時はどうしたらいい?」
などと、重い道徳の教材のような絵本を読んで、いじめについて親子で考えました。
絵本と現実が、似すぎていて、子どもはちょっと戸惑っていました。
まとめ
何がきっかけになるかわからない、
いつ自分がいじめられるかわからない。。。
もし、いじめられたら、
もしいじめを見つけたら。。。
と親子でいじめについて話してみましょう。
200ページは長いから読めないと言う方は、DVDが発売されています。こちらもあわせてどうぞ。
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