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節分に読みたい鬼と豆まきの本12選!読み聞かせにもおすすめ♪

2020/01/27
 
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わけあって離婚。40代半ばでシングルマザーになりました。 未成年の子供が3人。育ち盛り、食べ盛りで家計は火の車! パートの収入8万円では、全く足らず。。。 何とかなるの?これからどうするの?と思い、 誰かに報告、連絡、相談の【ほうれんそう】をしたくて、ブログをはじめました。 よろしくお願いいたします。

昔話って、最近読んでいますか?

 

私、読み聞かせをやっていて昔話って、なかなか手が出ないんです。。。

っていうか、苦手( ̄▽ ̄;)

どうしても、市原悦子さんのイメージが強くて、私が読んでも重みがないというか、うまみも味もないし。。。

だから、昔話は敬遠していました。

 

だけど、実話なのか、作り話なのかわかりませんが、読むと面白いんですよね~(*^^*)

で、今回ご紹介する読み聞かせボランティアで読んだ絵本は、
節分のお話「かえるをのんだととさん」です。

 

【節分の豆まきをする寺院】

 

節分がくるまでに、お子さんと一緒に読んで豆まきへのテンションをあげちゃいましょう!!!

 

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『かえるをのんだととさん』(3歳~小学生全学年)

 


かえるをのんだ ととさん―日本の昔話 (こどものとも絵本)

「かえるをのんだととさん」 日野一成・再話  斎藤隆夫・絵  (福音館)

 

仲のいい、ととさんとかかさんがいました。

ある日、ととさんの腹がいたくなりました。

かかさんに言うと「おてらのおしょうさまにきいてみなさるといい」と言われたので、ととさんはお寺に出かけました。

 

おしょうさまに相談すると「はらのなかのむしがおるせいじゃ。かえるをのむといいぞ」と言われた。

ととさんは言われたとおりにかえるをのんだ。するとぐあいがよくなった。

「かえるが腹の中を歩くので気持ち悪い」というと「ヘビ」を丸呑みした。。。

 

その後も おしょうさまの言われる通り丸呑みを続けた。

最後の「鬼」を呑んでから、鬼の角が突き刺さって痛くてたまらない!!!

ととさんはおしょうさまに相談すると。。。

「ととさん、くちをあけてみなされ」と、ととさんの口の中めがけて手に豆を一つまみして「おにはーそとー」と投げ入れました。

腹の中の鬼は豆がいっぱい降ってきたのでびっくり!

「節分の豆だ、たすけてくれ~」と叫びながら、ととさんの尻の穴から飛び出したのさ。。。

 

読み聞かせでは、鬼の最後が楽しめ低学年の子どもたちは爆笑でした!

他にも読み聞かせで活躍しそうな、節分の絵本をTwitterの声と一緒に紹介しますね(≧▽≦)

 

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『まめまきバス』(3歳~小学校低学年)

 


まめまきバス (チューリップえほんシリーズ)

藤本ともひこ/作 (鈴木出版)

今日は節分です。
しかし、カゼオニが町で大暴れしています。
風邪をひくとネズミたちはどんどんくっついて怪獣のようなカゼオニになり、風邪をうつしまくります。
バスとネズミくんたちはカゼオニを退治するために、町に豆をもってでかけます。
手を洗い、その怪獣に豆を投げると、くっついていたネズミたちが離れていき。。。

冬場にピッタリな風邪予防と豆まきの絵本です☆

 

『せつぶんのひのおにいっか』(3歳~小学生)

 


せつぶんのひのおにいっか (講談社の創作絵本)

青山友美/作  (講談社)

人間に気づかれず、人間の家で暮らす鬼一家。
気づかれないながらも、人間と一緒に食卓を囲んで一緒にご飯やおかずを食べています。
でも納豆は嫌い。みそ汁は平気!
節分の日には、人間にも福の神にも遠慮して、おとなしく屋根の上で過ごします。
各家庭から追い出されてきた鬼たちで宴会!
しかし、次の日には普通に帰宅です☆

鬼に取って節分ってどんな日なんでしょう。。。大人が読んでも楽しい節分の絵本です☆

 

 

 
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『おにはそと』(3歳~小学校低学年)

 


おにはそと (こどものくに傑作絵本)

せなけいこ/作・絵 (金の星社)

節分の豆まきで、豆を鬼になげます。
逃げ遅れた子どもの鬼が、人間と一緒に遊びます。
退治された鬼たちは、子どもの鬼が取り残されたと大騒ぎです。
人間に捕まったと勘違いし、鬼たちは鎧を作り、鬼の親分がその鎧をつけ、子どもの鬼を取り返しに向かいます。
人間の子どもたちと楽しく鬼ごっこをしている子どもの鬼のところに、鬼の親分が現れます。
ところが、人間と子どもの鬼に「おもはそと!」と豆を投げられました。

子どもたちVS鬼の親分はどっちが勝つのでしょうか?豆まきの由来が知れる絵本です☆

 

 

『ねこまるせんせいとせつぶん』(3歳、4歳、5歳、園児)

 


ねこまるせんせいと せつぶん (ワンダーおはなし絵本)

押川理佐/作 渡辺有一/絵 (世界文化社)

節分の日のお話です。
こざかな園のねこまる先生は見習のほんものの猫です。
子どもたち(人間)とはとっても仲良しです。
豆まきをするとき、ねこまる先生は鬼のお面をつけて鬼になりました。
子どもたちはねこまる先生に豆を投げつけます。
豆まきの途中、ねこまる先生はなぜか鬼の世界に迷い込みます。。。

節分が春を呼ぶ行事だということがわかる楽しい絵本です☆

 

 
 

『まめまきできるかな』(2歳、3歳、入園前)

 


まめまき できるかな (はじめての行事えほん)

すとうあさえ/文 田中六大/絵 (ほるぷ出版)

上手にボールを投げられないまこちゃんは、お父さんとおばあちゃんと一緒に練習しますがうまく投げれません。
そこで、お母さんが枡に入った豆を持ってきました。
家族で豆まきのやり方をまこちゃんに教えます。
まこちゃん、ちゃんとできるかな?
鬼を追い払うことができるかな?

小さいお子さんに、日本の伝統行事を教えることができる絵本です☆

 

 

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おにはうち!(3歳、4歳、5歳、園児)

 


おには うち! (ピーマン村の絵本たち)

中川ひろたか/文 村上康成/絵(童心社)

におくんはいつもみんなが遊んでいる様子を遠くから見ていました。
ある日、園の先生に声をかけられたにおくん(鬼)。
野球に誘われてやってみるととっても上手!
園長先生にバットが当たりそうになったとき素早く園長先生を助けます。
におくんにお礼を言っている途中で園長先生は角が見えてしまいます。
その後、豆まきが始まるとにおくんはこっそりと隠れてしまいます。
先生が「むかしのひとは、よくないことがおきるとそれを、おにのせいにしたのよね」と豆まきの由来を伝えていきます。
そして、園長先生が豆まきのやり方を教えます。
「いい、おにはーうちー!」みんなが掛け声に戸惑っていると「ほんとはおにも、わたしたちとなかよくしたいのかもしれません」と園長先生が言いました。
そして、隠れていたにおくんを見つけ、みんなでまた野球の続きをしました。


短いお話ですが、道徳的内容と行事の由来をきちんと教えてくれるいい絵本です☆

 

鬼の助(4歳、5歳~小学生)

 


鬼の助

畑中弘子/作 辻恵子/絵(てらいんく)

助は鬼の子。山から人間を食べるために人間の子どもになった。
一緒に女の子3人と住むことになった。
その家女の子たちから「あんたのこと、すきだよ」と言われ、その子たちを食べることができなくなった。
助はお嫁さんをもらった。
お嫁さんを食べようとしていたが、「しあわせだよ」と言われ、食べることができなくなった。
二人の間に赤ちゃんができた。
家族を食べれば誰よりも立派な鬼になれる、と思った。
ある日、村で戦いが起き人間たちを助けて、助は負傷した。
すると、助の鬼の親が食べないのならば自分が食べる!と言うと、助は「わしは、あいつらが好きなんだ」と涙を流して死んでいった。

 

非情な鬼が「好きだよ」と言われるうちに、愛を知る絵本です。

 

 

オニたいじ(幼児~小学生低学年)

 

オニたいじ

森絵都/作 竹内通雅/絵  (金の星社)

今日は節分。
豆まきの豆は「よくものを考える豆たち」だったのです。
その豆たちが正義感を出しまくり大活躍!
鬼の着ぐるみを着ているおじさんに
「いつもは普通のおじさんだ」
「家に帰れば奥さんや子どもがいることでしょう」
「こんなところでごっこ遊びをしてる場合じゃない」
と、オニ役のおじさんを相手にせずに、本気で悪人に立ち向かっていきます。

 

賢くて優しい豆たちが悪人に向かって「オニたいじ」をしていきます。

 

ふくはうち おにもうち(5歳~小学生低・中学年)

 


ふくはうちおにもうち (えほんのマーチ10)

内田麟太郎/作 山本孝/絵 (岩崎書店)

節分の夜に、男が一人酒を飲んでいると。。。
「さむいよー。さびしいよー。」と声がする。
だれかと思ったら鬼たちだった。
「それなら。。。」と男は鬼たちを家の中へ招き入れ宴会がはじまった。
お母ちゃんは「福の神が来てくれん!」と鬼たちを追い出そうとするが、男と鬼たちは踊り続ける。
その様子を「楽しそうだのう」と福の神が引き寄せられた。
鬼を見ると逃げ出す福の神。
「ここで逃がしたら一生貧乏暮らし!」とお母ちゃんは福の神を離さない。
福の神も宴会に入れられ。。。

 

優しい心を持ち明るく生きていれば幸せになれる、面白いけど優しい気持ちになれる絵本です☆

 

 

鬼といりまめ(小学生)

 


鬼といりまめ (行事むかしむかし)

谷真介/作 赤坂三好/絵 (佼成出版社)

日照りの続くある日のこと。。。
母さんが「だれでもいい。雨をふらせてくれたらかわいいおふくをおよめにやる」というと、山にいた鬼にその声が届いた。
鬼はおふくの家にやってきて、本当に嫁にもらえるのか母さんに確認した。
母さんはどの家の畑にも万年豊作にしてくれるくらい雨をふらせてくれたら。。。と約束した。
鬼は約束通り雨をふらせ、おふくを嫁にもらった。
おふくは鬼の山にお嫁に行ったが、鬼はだんだん働かなくなり、酒を飲みつづけた。
おふくはさみしくなり母さんのもとに逃げて帰った。
鬼は追いかけておふくを追いかけたが、母さんは戸をあけてくれない。母さんはいりまめを鬼に投げつけ、花を咲かすことができたらおふくを返す。。。と約束した。鬼は必死で育てたが芽すら出ない。
鬼はもう一度おふくに会いに行き懇願するが、いりまめを何度も投げつけられ、豆を見るのも嫌になりおふくのことをあきらめた。。。

 

豆まきの始まりを教えてくれる小学校高学年にもおすすめの絵本です

 

 

まゆとおに(幼児~小学生)

 


まゆとおに―やまんばのむすめ まゆのおはなし (こどものとも傑作集)

富安陽子/作 降矢なな/絵 (福音館書店)

ある日、やまんばのまゆは鬼に出会います。
まゆは鬼にあってもびくともしません。
鬼はまゆを煮て食べてしまおうとお湯をわかします。
まゆはそんなこととは知らずに、鬼のお手伝いをはじめます。
お湯がわきそろそろまゆを食べられる。。。とニッコリ。
ところがお風呂のお湯をわかしていると勘違いしているまゆは、「お先にどうぞ」と鬼に言ったかと思うと、鬼を鍋に投げ込んでしまいます。。。

 

鬼の悪だくみがまゆには通用せず、最後は天然なまゆとお友達になってしまう面白可笑しい絵本です。

 

 

節分の習慣

 

知ってるようで知らない節分の習慣を一緒に確認しましょう(∩´∀`)∩

豆は、「穀物には生命と魔よけの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがある。
Wikipediaより

 

この豆というのは大豆です。

大豆を炒って福豆とし、撒きます。

撒かれた福豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べます。

すると、次の年(立春~)も体が丈夫になり、風邪をひかないという習わしがあります。

 

炒り豆にするのは、ありえないことが起こる「炒り豆の花が咲く」ということわざがあるので、豆から芽が出ないようにしっかりと炒ります。

炒ることで邪気を払っていたようです。

 

地域によりいろいろな風習があります。

例えば。。。日本各地で見られる「ひいらぎいわし」があります。

 

他には広島県宮島の「たわらくい」などがあります。

【宮島のたわらくいはこちらで確認☆】

 

邪気は悪い運を連れてくる!

 

邪気は病気や不幸を呼び寄せます。
例えば。。。

  • 事故にあう
  • 物事がうまく進まない
  • 気分の落ち込む日が続く
  • 売上が落ち込む
  • 体調不良に悩まされる
  • 人間関係が悪くなる

など、悪い運がついてきます。邪気を払わなければいけませんね。

鬼退治をして外に邪気を出しましょう!

 

読み終えて。。。

 

『かえるをのんだととさん』は、おしょうさまが食物連鎖でととさんの症状を改善してくれました。

ですが、鬼を捕食するものはなく、節分の豆が一番効果的といったところでしょうか(≧▽≦)

 

邪気をためないように、ご家庭でも「鬼は外、福は内!」と豆まきしてくださいね
(∩´∀`)∩。゜゜。

 

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