読書感想文の書き方がわからない!!賞をとるコツ!!!
下の子が読書感想文(低学年の部)で賞をとりました。
最優秀賞ではなかったけれど、その次の優秀賞!!!
読んだ本は「おかわりへの道」。
本のあらすじは、こちらの記事を参考にしてくださいね♪
私は、子どもたちと二人三脚で、今回を入れて4回賞をとりました。
もう、まぐれではありません。
満を持して、読書感想文の書き方、みなさんにご紹介しますね☆
読書感想文の書き方
いつも参考にさせていただいているサイトがあります。
それは、読書感想文の書き方ー読書感想文の書き方.com-です。
とってもわかりやすいので読んでみてくださいね☆
今回賞をとった「おかわりへの道」を例にして話をすすめていきます(どの学年もやり方は同じなので参考にしてください)。
まず、書き始める前にこれだけは頭の中に入れておいてください。
- 決められた文字数よりも多く書く
- 体験談を入れる
- はじめ・なか・おわり の3部構成で書く
決められた文字数よりも多く書く
低学年は800字を原稿用紙に書きます。
下書きは800字を超えるくらい書いていきます。
オーバーしたら、いらないところを削っていけばいいのです。
文字数が足りないものは読書感想文コンクールの学校代表にも選ばれません。
なので、しっかり書いていきましょう。
たくさん書いてきますが、
あらすじを書いて「面白かった」とか「悲しかった」とか書くのは絶対にやめてください。
どうやって800字以上も書いていけばいいの?
体験談を入れる
課題図書、指定図書、自由図書などいろいろ選べますが、この中で少しでも自分と同じ境遇の主人公がいる本を選びます。
上の子は、吹奏楽部なので自由図書の「吹部」で感想文を書きました。
上の子は、後半(どうやって読書感想文を書いていったのか?)に書いたような取り調べを 小さいときからずっとやっていたので、
今では体験談が入った本を選び、上手に文を書くようになっています。
しかし、下の子はまだ小さいので、
課題・指定・自由図書の中から体験談が入っていそうなものを私が何冊か選んであげて、
その中から自分で選ばせています。
今回、下の子は給食を食べるのが遅いということが主人公とリンクする指定図書の「おかわりへの道」を選びました。
どうしてかというと、主人公の気持ちが分かるからです。
そして、自分と比べることができます。
すると、自然に鉛筆がスラスラ動き、あらすじなんてほとんど書いてないのに、あっという間に800字に。。。
となります。
本を選ぶ時の参考にしてくださいね。
はじめ・なか・おわり の3部構成で書く
はじめ、なか、おわりを
3:4:3の割合で書きます。
はじめは、
- どうしてこの本を読もうと思ったか
- 主人公と共感できること
- 読み終わったときに発見したこと
- 疑問など。。。
を書いていきます。
なかは、
自由に書いていきます。
私はいつも子どもに「お話を作りましょう」と言っています。
あらすじでもない、感想でもない、体験をもとにした実話を書いていきます。
おわりは、
読み終えて自分は変わったのかを書いていきます。
変わらなければ、これからどうしたらいいのか気づきを書きます。
まず、原稿用紙とは別の用紙にはじめ・なか・おわりを書いてみましょう。
読書感想文の「はじめ」の書き方
原稿用紙1行目、
審査員の心をぐっとつかむ文章、または、選んだ本のテーマとなる台詞(せりふ)や文章を書いていきます。
「おかわりへの道」では、
「りょうた先生のおむすび、一回だけでもいいから、食べてみたいの」このセリフがテーマとなります。
給食を食べるのが遅い主人公かすみは、りょうた先生が作るおかわり用のおむすびを食べることができません。
かすみはおむすびを食べることが目標となります。
下の子は、好き嫌いが多く給食を食べるのがとっても遅いです。
だから、おかわりできないかすみの気持ちが人一倍わかりました。
共感することを書き、そこから感じた疑問を書きました。
読書感想文の「なか」の書き方
ここでは、物語を一作品書くつもりで、自分の体験談をふんだんに書きましょう。
はじめやおわりよりも少し長いです。
面白いお話や感動するお話など、長めに細かく書いていきます。
あとで、文字数は調整するので、気にせずどんどん書いていきましょう。
また、学校の先生や審査員の心を惹き付ける言葉選びをしていかなくてはいけません。
下の子は、実際の学校での給食の時の自分の様子と家での食事中のことについて書きました。
ゆっくり食べていると、給食の片付けまでに間に合わないので、口の中に食べ物を突っ込んで時間内に食べ終えているそうです。
その時のことを次のように表現していました。
「かたづけの時間があるので、それに間に合うようにがんばってたべる。
さいごは、口の中いっぱいに入れてリスのようにほっぺたをふくらませながらたべている。」
どれだけ口の中に給食を入れているか想像できますよね。
このように、読んでいる人が想像できるような言葉選びは大切です。
普段から、語彙力・表現力を高めていきましょう。
自分の体験談を書いていくのですが、それだけだとただの日記です。
そうならないためにも、印象に残った文章とリンクさせながら、書いていきましょう。
読書感想文の「おわり」の書き方
読んだ感想を書きます。
読み終えた後、どう思ったのか。
- 思ったことに対して、自分は変われるのか。
- 変われないのなら、どうするのか。
- 共感できたのか、できなかったのか。
など、自分の想いを書いていきます。
今回の読書感想文では。。。
私もかすみと同じように給食を食べることができる→自分の決意表明をして終わります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
夏休みが近くなると読書感想文を書く勉強をするんです、私が。。。はい、親の私が。。。( ̄▽ ̄;)
そのとき、読書感想文集を読みます。
読書感想文コンクールで賞をとる人はいったいどんな素晴らしい感想文なんだろう。。。って。
たしかに、読むととっても短い中に大切なことがきっちり書かれてあります。
その賞をとっている作品の半数以上が
「自然」「平和」
という大人が喜びそうなワードを使用して、この「おわり」をまとめています。
みなさんも上手にまとめてみてくださいね☆
どうやって読書感想文を書いていったのか?
下の子はお勉強はめちゃめちゃできます!スポーツもできます!。。。
が、賞状をもらうもの(芸術関係)があまり得意ではありません。。。( ̄▽ ̄;)
逆に上の子2人は芸術関係に秀でていて、毎年、賞レースで良い賞をもらってきます。
上の子は版画で特賞(市1位)、下の子は制作で表彰。。。と、賞状を持って帰る2人を見て毎回
「いいなぁ。。。」
と寂しそうにしていました。
どこかで形に残るものをとらせてやりたいな~と思い、今回、読書感想文を頑張ってもらいました。
上の子2人も読書感想文で賞をとったことがあります。
上の子は市1位と2位、中の子は入選と努力が形に残っています。
めちゃくちゃ努力をしなきゃいけないよ!
といったので、二人三脚で頑張りました。
下の子は、何度も何度も読み返し、気になるところは書き出し、母からの質問攻め。。。
そのときの様子はこんな感じです。
母「この時はどう思う?」
子「Aだと思う」
母「他には?」
子「・・・ん?」
母「他に思うことあるでしょ」
子「Aが○○だと思う」
母「違う言い方をして!」
子「・・・ん?」
母「違ういい方のほうが分かりやすいと思うから、他の言い方で言ってみて!」
子「・・・○○を△△したから××になって、Aが~~だと思う」
母「そうそう!それ!!!」
あるときは、
母「この時の主人公の気持ちは?」
子「悲しかった」
母「・・・違う!」
子「さみしかった」
母「・・・違う!」
子「苦しかった」
母「・・・・・・」
子「くやしかった・・・」
母「それ!!!その気持ち!!!そうよね~くやしかったよね~」
などと、まるで母は警察のよう(下の子談)に取り調べを行いました。
あまりにも取り調べが長く、母からの圧が強いので、下の子は途中でグズグズ泣き出したりもしました。
そんな努力をして、一緒に作った読書感想文で優秀賞!!!
母と下の子、大喜びで抱き合いました。
本当に努力したもんね、下の子ちゃん(*^^)v
まとめ
いかがでしたか?
読書感想文なんて面倒で難しいわ~と思っていませんでしたか?
でもこれをきっかけに面倒だと思わずやってみましょう。
小学校低学年のお子さんは、
文章をつなぐことは難しいので、大人が手伝ってあげましょうね☆
今日のまとめは。。。
- はじめ・なか・おわりの3部構成で書く
- 決められた文字数よりも多く書く
- 体験談を入れる
簡単ですよ!中学年、高学年も参考にできるので、楽しく書いてくださいね☆
読書感想文が書きやすい本は
読み聞かせのおすすめ絵本は