読み聞かせのコツ教えます!ボランティアや幼児教室で大活躍まちがいなし!!!
読み聞かせのボランティア活動をして7年目になります。
7年もたてばメンバーも入れ替わり、いつの間にか古株に。。。(;・∀・)
ベテラン扱いされていますが、気持ちや準備の仕方は 初めて読み聞かせをした時と変わっていません。
ただ、度胸はつきました。
図太くなりましたよ~( *´艸`)
7年前、初めて読み聞かせをする前日は、
- 遅れてはいけない
- 本を忘れてはいけない
- 緊張してはいけない
などと、いろいろ思いながら就寝。
起床6時のはずが、深夜3時に目覚め、眠れなくなってしまいました( ̄▽ ̄;)
本番もド緊張をして、絵本を持つ手が震えました。
なぜこんなにド緊張をしたかというと。。。
読み聞かせの立ち上げメンバーは、素人の集まりでした。
読み聞かせの心構え、コツなんて誰も教えてくれなかったのです。
教えてもらえないなら、検索すればいいって?
調べるって考えも浮かびませんでした。
自分でどうにかしなくてはならない。。。と考え、ただただ、ひたすら練習!
読んで
読んで
読みまくる(;゚Д゚)!!!
そして、本番。。。
で、先ほど言ったように、手も声も震え、成功したのか?していないのか?わからないうちに終わりました(;・∀・)
どういうスタイルで読めばいいか、下調べができていれば
こんなにド緊張することもなかったのかなぁ。。。なんて、思いまして。。。
わたしみたいにならないためにも読み聞かせのコツを紹介しますね。
絵本の読み聞かせのコツ① 座って読む?立って読む?
幼稚園・保育園(所)・小学校には机といすがあります。
使用を迷ったとき、次のことを参考にしてくださいね。
小さな絵本や絵が小さな絵本の場合。。。
絵本や絵が小さな場合、
教室の後ろに座っている子どもは絵が見えません。
絵本ですから
絵を見ながら想像力を膨らませてほしいですよね。
そういう時には、子どもたちの机・椅子を隅に寄せてもらいましょう。
そして、子どもたちに床に座ってもらい、読み手は椅子を借りて座って読みます。
距離が近くなるので絵がしっかり見えますね。
この時すぐに読み始めるのではなく、
必ず両サイド・後ろにいる子どもに絵本が見えているか聞いてみてくださいね。
見えていなければ、見えるところに移動してもらいましょう。
紙芝居の場合。。。
紙芝居を手に持って。。。ということは重くて難しいので、教卓や台を借りましょう。
できれば2人1組で、
紙芝居を読む人と紙芝居を抜く人とで分業できればスムーズに読み聞かせができます。
慣れれば1人でもできますが、
私のように手が震えるほど緊張する場合もあるので、初めての紙芝居は2人で!をお勧めします。
大きな絵の絵本の場合。。。
教室の前に立って、両サイド・後ろの子どもに絵が見えているのかを確認して、いい姿勢で読みましょう!
いい姿勢とは、
これからどんなお話が始まるのかな~と子どもにわくわくさせるような明るい笑顔で、
背筋をピンと伸ばして、
楽しそうに。。。
ですね(≧▽≦)
背中を丸めていたり、無表情だと、子どもも不安になります。
特に読み聞かせは、朝の時間が多いです。
先生たちの授業への導入が上手くいくように、明るくいきましょう!
悲しい絵本を用意しているときでも、読みきせか前の自己紹介などは明るく元気に!ねっ(*´▽`*)
絵本の読み聞かせのコツ②声の大きさは?声色は変えるの?
大きさはどのくらい?
小さな声ではせっかく読んだ本の内容が伝わりにくくなります。
声の大きさは、教室の後ろの人に伝わるくらいの声で十分です。
応援団のように大きな声は必要ありません。。。( ̄▽ ̄;)
ただ、ザワザワと私語が多いクラスの場合、読み手の声がかき消されてしまうので、
「静かになるまで読まないよ~」
などと、静けさを要求してもいいでしょう。
協力的な担任ならば、一喝で静かにしてもらえますが、放置の先生もいらっしゃるので、
そのときは読み手が頑張りましょう(・∀・)/
声色はキャラクターで変える?
声色ですが、変えすぎるとそちらに子どもの意識がいってしまい、内容が伝わらないのであなたの自然な美声で十分です。
読み聞かせの講習会に行くと、ベテラン読み聞かせ師さんが
「感情はいりません。淡々と読んでください!」
と言われます。。。が、気分や場の空気で変えて読むときもあります。
驚いたときに大きな声、
悲しいときに泣き声など少しだけ変えていきます。
声優さんではないのでやりすぎないようにしましょう。
やらなくても子どもの想像力は素晴らしいので、理解してくれます。
変な声色を聞かせてイメージを固定するよりも、少しの抑揚くらいにしておきましょう。
たくさん読んでいるうちに、慣れてくるとおもいますよ~
絵本の読み聞かせのコツ③練習は絶対に必要!
とにかく練習は絶対に必要です。
得意な本で挑戦!
初めての時は、得意な本を読みましょう!
子育てをしているママさんは特に1冊は十八番の絵本があるはずです。
私の場合は「おおきなかぶ」(中井貴恵・訳)です。
教科書にでてくる「おおきなかぶ」とはまた違った面白さがあります。
難しい本や読みにくい本などではなく
自分が緊張しない本を選び、リラックスして読み聞かせに行きましょう!
噛まないように飛ばさないようにするには練習あるのみ!
読み聞かせの約1週間前から自分の子どもを練習台にして読み込んじゃいましょう!
ゆっくりと落ち着いて!
緊張しちゃうと、早口になりがちです。
少しゆっくり目に、時には子どもたちと目を合わせながら読んでいきます。
声を出して反応したり、ニヤニヤ笑っていたりする子がいれば、
気づいてますよ~というサインでこちらがうなずいてみたりして。。。
子どもたちと一体になって読み進めると、とっても楽しい読み聞かせ会になります。
それができるようになるには、1冊きちんと読めるようにやっぱり練習が必要ですね☆
その他
導入部分
絵本を読みに教室へ行くのですが、自己紹介や本の特徴紹介なども練習していったほうがいいです。
いきなり教室について、絵本を読み始めても子どもはザワザワ。。。ごそごそ。。。聞く体制になっていません。
読み聞かせを始める前の導入部分でしっかりこちらに気持ちを向かわせて読み始めると、
めちゃくちゃ子どもたちの食いつきがいいです!
年齢や季節は合っている?
春なのに秋の絵本を読んでいませんか?
クリスマスの時期に入学式の絵本を選んでいませんか?
読んではいけないということはありませんが、できるだけ季節は合わせましょう。
8月に戦争のお話、
10月にハロウィンのお話など
と今月はこんなことがあるのか。。。と子どもたちに季節の行事を教えてあげられたらいいですね。
【季節の絵本】
年齢も気にしましょう。
同じ「かぐや姫」のお話でも、
「竹取物語」は高学年で、「かぐや姫」は低学年で、
というように聞いて理解できるものを選んであげましょう。
新しい本は
あまり人が借りていない比較的新しい絵本や新品の絵本は、開きが悪いです。
なので、しっかり開き癖をつけておくといいでしょう。
持ちやすく、めくりやすくなりますよ。
まとめ
こちらが楽しく読んでいると、子どもたちはいつの間にか絵本の世界に入り込んで一緒に楽しんでくれます。
その顔を見ると、私たちのテンションもあがり、
もっと読みたい!
もっと聞いてほしい!
という気持ちになります。
さぁ、準備はできましたね。
読み聞かせの時間ですよ!いってらっしゃい(∩´∀`)∩
次回は、読み聞かせボランティアになるにはどうしたらいいの?です!