場面緘黙症中学生になっても学校と連携をとって!~私の子どもは、場面緘黙症
場面緘黙症中学生になる前に小学校の先生にお願いしたこと
小学校のクラス担任にお願いしました。
仲の良い子と同じクラスに
何といってもこれが一番。
仲の良い子がクラスにいなければ、安心して学校にいけません。
なので、次のようにお願いしました。。。
「安心して中学校に行けるように、仲の良い子と一緒のクラスになれるようにお願いします。。。」
と、すぐ興奮して声が大きくなる私が、今回は冷静に言ったんです。
小学校に入学する時もこれをやったんですが、そのときは園長先生にあんまりいい顔をされませんでした。
「言われなくてもやってます!」という感じで( ̄▽ ̄;)
なぜかというと。。。出過ぎたんですかね。。。興奮気味でしたから、わたし。
だから今回は、興奮せず、出過ぎず、いい感じ(自己判断)でお願いしました。
結果、中学校入学式にクラス発表を見るとどうなっていたのか。。。
仲の良い子(=安心できる子)が1人もいない。。。Σ(゚Д゚)
同じクラスだったのは一緒に登校できる、近所の子。
仲悪くはないけど、一番安心できる友達ではないんです。
※入学後にできること。。。
クラス分けのお願いを小学校の時に出来なかったかたは、中学校のクラス担任に席替えのお願いをしてみましょう。
たとえ、仲の良い子がクラスにいなかったとしても、面倒見の良い子、安心できる子。。。などがクラスにいるはずです。
その子の近くに席を変えてもらいましょう。
もちろん、自分の子のために席替えなんて。。。と思われているのなら、全員の席替えを希望しましょうね。
言うのはタダです。
私たちが言わなければ伝わりませんので、何でも気になることは発信していきましょう。
あの時していればよかったこと。。。
幼稚園の園長にいい顔をされなかったからといって、小学校では謙虚になりすぎました。
もう少し強めにお願いしておけばよかった。。。
担任は、近所から一緒に登校できたら安心~と思ったのでしょう。
私の想いと担任の想いのずれが生じ、このような結果になってしまいました。
みなさんは、入学時のクラスは本当に大切なので、後悔しないように全力で担任にアピールしてみてくださいね☆
共通理解してもらう
同学年の先生は知っているけれど、それ以外のかかわりのある先生たちが緘黙っ子が場面緘黙症だということを知らないということ。
これは困ります。
返事をしなさい。。。と言われてもできないのです。
だから、学校全体で共通理解してもらいたい。。。そうお願いしました。
行事のたびに、他の子たちと違う動きになること(緘動)もあります。
それをその都度指摘されると、緘黙っ子は精神的ダメージを負うことになります。
だから、みんなで場面緘黙症とはどんな症状で、緘黙っ子はどんな子か知ってもらう必要があります。
お願いした結果。。。中学校に入学して、先生たち全員には情報が行き届いていませんでした。
あの時していればよかったこと。。。
小学校から中学校へと申し送りがきちんとできている。。。と私が勝手に思っていたんです。
どの程度申し送りをされたのかはわかりませんが、私がしてほしいレベルではなかったです。
こんな時、サポートブックを用意していれば。。。と思いました。
小学校の時は用意できてたのに。。。油断していました。
【サポートブックとは。。。】
あとは、私が中学校に入学前に出向いて、校長先生たちとお話していればよかったです。
小学校入学の時は何度も校長室に足を運んだのに、中学校入学の時はしていなかった。。。
私の緊張が小学校入学時と違ったのでしょう。
ゆるんでいました。。。
小学校の時に出来ていたことが、今回いろいろできていなかった。。。( ノД`)シクシク…
私の口から、緘黙っ子がどんな子なのか、聞いてもらえばよかったです。
もっと緘黙症に興味を持ってもらえたかもしれません。
まとめ
中学校は教科担任制で、クラス担任と緘黙っ子が過ごせるのは、
- 朝の時間
- 担任の教科
- 給食
- 帰りの時間
この時間だけです。
小学校の時と全然違います。
だから、入学してクラス担任と連携をとって中学生になって、いじめのない過ごしやすい環境を作ってもらわなければいけません。
入学前は、校長先生と、入学後はクラス担任とスクールカウンセラーとよく話し合って、明るい中学生活を送らせてあげましょう。