場面緘黙症は支援でひとつずつ症状が克服できます~「礼」できた!<幼稚園~小学校へ>
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我が家の緘黙っ子は、
外でいろいろ我慢して帰宅するので
下の子たちにストレスを発散していることがあります。
はやくみんなと同じように話せるようになって
少しでもストレスをためない生活を送ってほしいものです。
あまりにもストレスがたまってくると
悪口、妬み嫉み、叩き合いのきょうだいゲンカがはじまり
もぉ、外でしてくれ~~!!!って、
こちらも大声をこちらも張り上げながら、
華奢な体で止めに入りながら、
精神的にも肉体的にもクタクタな毎日を送っています。
同じ思いをされているママさんたち、
痛みを共有いたしましょう( ̄▽ ̄;)
ということで(どういうことだ?)
スモールステップの前段階を前回お話しました。
いよいよ、スモールステップです。(スモールステップのおさらいはこちらから)
わたしの子どもが
園でしていたアプローチを行事や時期に合わせて記事にしています。
支援ひとつで
症状が少しずつでも克服できるんです(⌒∇⌒)
参考にしてみてくださいね☆
スモールステップの効果
みんなと同じように早くなってほしいと思うのが親心。
でも、それができないのが場面緘黙症。
なので、少しずつ、前に進む目標を決めて、行事に臨みました。
運動会、前年よりもできることを増やす。
学芸会、前年よりも頑張ることを増やす。
そうすると3年間で、できることが少しずつ増えてきました。
運動会
- 年少、親子競技のみ参加で、入退場、個人競技、団体競技は参加できなかった。
- 年中、ダンスの振り付けはできなかったが、フォーメーションは覚え、移動できた。
その他もみんなと同様参加できた。
退場だけができずに、私と一緒に参加となった。
この時、本人も満足したのか、「来年は全部一人でできるかな?」と前向きに言っていた。
- 年長、前年の宣言通り、全部一人でみんなと同じように参加できた。
リレーも、一番足が速く、自信を持って走っていた。
ダンスも恥ずかしそうでしたが、上手だった。最後までやり切った。
学芸会
- 年少、歌は前を向いたままで、無表情で、立っていた。
劇は与えられた役を同じ役の人に助けられながら、動いていた。
- 年中、ダンスは、立っているだけで右に押され、左に押され、何もせずあっという間に終わった感じ。
歌は、棒立ちだった。
劇は、みんなの邪魔にならない程度に動いていた。
- 年長、劇ではセリフは言えないけれど、ちゃんと役の振り、表情を頑張ってしていた。
歌は、みんなと一緒に体を揺らしながら表情は前年よりは和らいでいた。
合奏は、立候補して勝ち取った楽器をちゃんと練習してできていた。
礼の難しさ
礼(*- -)(*_ _)ペコリ
が、できなったんですよね~。
みんながペコリとしているところが、シャキーン(-_-)!と棒立ち。。。
いつもは自信なさげの猫背なんですけど。。。
それよりも2倍も3倍もいい姿勢でシャキーン(-_-)!!!
これ、緘動の一部なんです。
緘動とは。。。
強い不安により体が思うように動かせなくなる症状
担任が、
これ、目立っちゃうんですよね。。。
本人がこれが安心できるならこれでもいいんだけど、
何かいい方法はありませんか?
と聞かれたので、
病院の作業療法の先生(次の項目で詳しくお話します!!)に相談しました。
- 上靴のつま先にシールを貼って取る。(最終的にお辞儀のポーズ)
- リトミックのように、みんなで手をつないで音に合わせて下を見る→いろんなリズムでやってみる→手を放して一人でやってみる(最終的にお辞儀のポーズ)
をやってみてはどうかと。すると。。。
2.が成功!!!(∩´∀`)∩
だんだんお辞儀も深くなり、
本番ではみんなと一緒に礼ができるようになりました(*^^)v
家でできることが、園でできないと、モヤモヤしますが、
子どものほんの少しの成長を喜ぶ、そんな余裕が私に生まれました。
病院に通う
もうすぐ小学校入学ということもあって、病院にかかることにしました。
なぜかというと、
私のいう事よりも
病院の先生が言ったということのほうが
同じことを言っても説得力があるから
です。(こんなことあってはいけないんですけどね( ̄▽ ̄;))
病院に通っても場面緘黙が治らないことは百も承知です。
でも、何かあった時に子どもに主治医がいれば安心なのでは。。。
と思い、通院を決めました。
地域の子育て支援課に電話をかけ、
場面緘黙症を専門としている病院を紹介していただきました。
大学病院に決め、
小児科、リハビリテーション科(言語療法、作業療法)を受診しました。
小児科の先生とは、
園や学校でどのように支援をすればいいのかを相談しました。
リハビリテーション科の言語療法では、
他人と話す、伝えるということを訓練、
作業療法では、
困った時に声が出せれるようになるのかを
体を動かしながら訓練しました。
先程お話しした、礼についてのアイデアは、
作業療法の先生が提案してくださいました(≧▽≦)サンキュー。
さすがプロ!効果ばっちり!!!
これも、私が担任にこーやれ、あーやれ、と言っても、
上手くはできなかったでしょう。
「病院の先生が言うには。。。」
このフレーズがあったからこそ、上手くいったような気がします。(*^^)v
一人で頑張ってるママさんパパさん、病院の先生、いいですよ~。
アドバイスだけじゃないんです。私の相談機関になってるんです。
本当にありがたい。
悩みを聞いてもらうだけで、す~~~っ(*^▽^*)とします。
わたしがカウンセリングを受けています。
子どもの病院で。。。
小児科で( ̄▽ ̄;)センセイ、ゴメンヨ。。。
病院の先生には迷惑でも、
こういう病院の使い方もありますよ~ご参考まで。。。
あの時やっていればよかったこと
もっと早く病院を見つけて
専門医にいろいろアドバイスをもらったらよかったと思っています。
どうせ病院なんて行ったって。。。
という気持ちがあり、
自分の考えだけを園の先生に伝えていました。
もっと早く、
「病院の先生が言うには。。。」のフレーズと、
確かなアドバイスを園の先生たちに伝えられていれば、
良質なアプローチができたのではないかと思います。
病院に通って治る病気ではありませんが、
診断を受けていない方、
一度病院で診断を受け、
その後の支援の方法を考えてみてはいかがでしょうか。。。
早期診断、早期支援です。
次回はもう少し詳しいスモールステップです。
まだ病院に行ってないかたはこちらから