スモールステップを保育園幼稚園で始めよう~場面緘黙症年中組できる事は何?
こんにちは! しんママ☆りんごです♡
応援よろしくお願いします☆
子どもが場面緘黙症だとわかってから、
書籍や講演会
など、先生方の場面緘黙をいろいろ勉強しましたよ~
でも、書籍どおりに、
講演どおりにはいかないんですよね。。。
大筋、そうなんでしょうが、
私の子ども、小児科の先生曰く、
「こんな頑固な場面緘黙症は、初めてみたよ( ̄▽ ̄;)」
なんて、言われましてね。。。
珍しいタイプのようです☆
もう、何年も頑張ってるわけですが。。。
みんなと学校でおしゃべりできるようになるまで、
まだまだ私も子どもも頑張ります!
みなさんも一緒に、頑張りましょうね”`ィ(´∀`∩
私の体験談がみなさんの参考になればと思い、
スモールステップなど少しお話させてください。。。
年少組時に場面緘黙症と判明したので
スモールステップは年中組からになります。
年少組
とにかく、園に入って、できないことがいっぱいでした。
- お返事をしない
- 歌を歌わない
- お遊戯をしない
- 手遊びをしない
- 園児の輪に入れない
- 母子分離ができない
- 会話をしない
- 行事で体が動かない
こういう様子を行事の度に見るようになりました。
正直、場面緘黙症だとわかる前は、
極度の恥ずかしがり屋
さんだと思っていたので、のんびり見ていました。
しかし、運動会での動かない子どもを見ていると
何か違うというような気になって。。。
だって、
学年100人園児がいる中で私の子どもだけですよ~できてないの。。。
1/100はやっぱり、おかしいですよね。
そこで、いろいろ調べたわけです(そのお話はこちらから)。
場面緘黙症だとわかってからは、
のんびりなんて見てられません。
悲しいですよね。。。
私の子どもだけ、何もできないんです。
家ではあんなに活発なのに。。。
一日中こんな調子なのかと、
ホント可哀そうでたまりませんでした。
どうにかしてあげたい、そう思い、
いろんな事にチャレンジしたのです。
年中組からのスモールステップ!
少しずつできることをふやしていこうと子どもと目標を決めました。
とっても小さな目標です。
お返事・会話
「はい(・∀・)/ ハーイ」と言えそうなら言おうね。
とゆる~~~い目標を立てました。
これ、ゆる~~~いけど、本人にとっては、結構ハードルが高いんですよね。
自分の声を聞かれることが緘黙の子にとっては一番怖いことなんですから。
結果、どうにもなりませんでした。
現状維持です(前向き!)。
歌
「声を出さなくてもいいから、口パクしてみようか~」と。
これなら、少しハードル低くなったかな~と思っていましたが、真一文字に口を結んで。。。
これも、現状維持!
小児科の先生曰く、口ぱくができれば小さな声(ウィスパーボイス)が漏れることがある。 一度漏れたら、二度三度とでき、そのうち声も大きく出せるようになり、しゃべれることもあります。と。 |
お遊戯・手遊び・行事
学芸会などの行事で
「ずーーーっと立っていると、みんなが動いたときにぶつかって、痛くない?
みんなと同じ方向に動いてみようか?」
と、提案。
みんなと一緒に踊ったり、
手遊びは出来なかったけど、
フォーメーションは覚えていて、
同じ方向に動くことができました!
学芸会などはできることは頑張ろうと約束していたので、楽器は上手にできていました。
スモールステップ!
園児の輪に入れない
「一人で一日中いると寂しいよね。
○○ちゃんの近くに行ってごらん、誘ってくれるよ」と子どもには伝え、
○○ちゃんのママに誘ってやって~と裏でお願いをしました。
そうしたら、○○ちゃんは、
近くに行かなくても誘ってくれて、
それが習慣になり、
誘われなくても自分から○○ちゃんの近くに行けるようになりました。
スモールステップ!
母子分離
バス登園がなくなり親子登園になった時、
下駄箱での朝の別れがひどかったのです。
- 手をいつまでも放してくれない。。。
- 先生が私から引きはがす。。。
- それから、先生の膝の上で落ち着き一緒に部屋に入る。。。
これが、毎日日課のようになっていました。
しかし、先生が
年長、小学校になっても
ずっと私が膝で落ち着かせるわけにもいかないので、
離れる練習をしてみましょう。
と。子どもに
「明日から先生は朝他のお仕事をしなくてはいけなくなったので、下駄箱に迎えに行けれません。
他の先生と一緒に部屋に行くか、お友達と一緒に行くか、どっちか選んでね」
と伝えました。
子どもは少し考えてから「お友達!」と選び、
次の日 自分で選んだように、
下駄箱で会った友達と一緒に教室へ行くようになりました。
これは、もう分離の時期が来ていたのか、
本人が決心したのかは不明ですが。。。
スモールステップ!
その他
絵や制作など、
自分に自信がなく失敗を極度に恐れるので、
お友達のコピーのようなものを作ったり、描いていました。
家で絵を描いたときに
「上手だね、こんなの誰も描けないよ」
と褒めると、
園でオンリーワンの作品を作るようになってきました。
褒めるのが良かったようです。
私は、人まねを止めなさいとは言いませんでした。
それで安心できるならそれでいいと思っていたのです
(まねされたママさんは良くは思ってなかったでしょうね( ̄▽ ̄;))。
スモールステップ!
園の外で、お友達とよく遊ばせていました。
最初の頃は、お友達に話さず、私だけに話していましたが、
日が経つにつれ、
うなずき→うん→会話 ができるようになってきました。
園が場面緘黙症の場面になっているので、
外は緊張が緩むみたいです。
スモールステップ!
外で声を出せるようになってきたのですが、
挨拶は出来なかったんですよね~
挨拶の緊張は今でも続いています。。。
あの時やっていればよかったこと
口パクです。。。
うちの子、できないわ~ではなく、もう少し突っ込んで練習させればよかったです。
例えば。。。kenさんのブログを参考に
こんな感じでエアボイストレーニングすれば、
いずれ話せるときが来たらスッと声が出るような気がします。
真一文字に口を結ぶのが当たり前ではなく、トレーニングで口元が緩んだかもしれない。。。
口をしっかり閉じているお子様の保護者様、ダメもとでやってみましょう!!!
次回は、年長組のスモールステップです!