私の子どもは場面緘黙症~ブログでまず初めに読んでほしいこと
数多くのブログの中からこちらに来てくださり、ありがとうございます。
ここにたどり着いたということは、場面緘黙症の関係者の方ですよね。
はじめまして! しんママ☆りんごと申します( *´艸`)♡
私、三人の子どものママなんですが、その一人が、
場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)。。。なんです。
幼稚園・保育園(所)などの集団生活に入って、
何か自分の子どもがみんなと違う。。。
どうして自分の子どもだけできないのだろう。。。
そんなことを思いながら不安になっていませんか。
実は、私もそうでした。
なんで、私の子どもだけ極度の恥ずかしがり屋なんだろう。
人見知りなんだろう。。。
どうして、運動会の入場がみんなと一緒に出来ないんだろう。。。とか。
そして、もしかして何かの病気なんじゃないのか。。。と。
で、検索したら、
みなさんはここのブログにたどり着いた、って感じですよね(≧▽≦)
このブログは、
場面緘黙症だと診断を受けてから(診断を受けてない方も)の
スモールステップ(アプローチの仕方)を記事にしています。
例えば、運動会では場面緘黙児にどんなことをさせたのかとか、
学芸会でしゃべらないのにセリフの場面はどうしたのか。。。
というようなことを、
私の子どもが年少の頃からやっていたスモールステップを参考にしてもらえればと思い書きました。
そして、「今思えば、あの時もう少しこうしていたらなぁ。。。」と後悔したことを書いています。
みなさんにとっては克服への近道になるかと思い、記事の最後に書いています。
こちらも参考にしてみてください。
場面緘黙症の子どもたちに少しでも過ごしやすい環境を作ってあげたい。
そういう思いでこのブログを立ち上げました。
スモールステップで一段ずつ階段をのぼるように緘黙もすこしずつ和らいでいってほしいです。
そして、いつの日か集団の中でみんなと同じようにしゃべってもらいたいですね☆
記事の紹介
必要なスモールステップの記事だけ読みたい方はこちらから進んでくださいね☆
どうやって不安を取り除いたのか!スモールステップを始める前に<幼稚園編>
年長組として入園式に参加!できる喜び!<幼稚園生活・年長1>
挨拶の練習!ハードルが低いのはバイバイ!<幼稚園生活・年長2>
クラスから全体へ!練習は少人数から始めよう!<幼稚園生活・年長3>
夏休みの過ごし方!2学期の登校を考えた取り組み<幼稚園生活・年長4>
カテゴリーの場面緘黙症から進まれてもかまいません。
では、場面緘黙症をよく知らない方のために少しだけ説明してから、スモールステップを紹介していきたいと思います。
場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)とは
場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)、選択性緘黙(せんたくせいかんもく、英: Selective Mutism,SM)とは、家庭などでは話すことが出来るのに、社会不安(社会的状況における不安)のために、ある特定の場面・状況では話すことができなくなる疾患である。 幼児期に発症するケースが多い。(wikipediaより)
家の外へ一歩出ると、しゃべらないスイッチが入って、別人になります。
元気いっぱいの明るい子が、外では猫を3枚も4枚もかぶったようなおとなしい子になるのです。
しゃべりたいのにどうしてもしゃべれない。。。
のどの奥がぎゅ~~っと締め付けられたようになるようです(子ども談)。
何か変だな?と思ったとき
1歳2ヶ月まで、
何事もなく 知らない人にも元気に可愛くあいさつをする明るい子でした。
その頃から通っていたベビーサイン教室で、激しく泣くようになりました。
それ以降、地域の赤ちゃん教室、リトミック等々、大勢の人が集まる場所で号泣。
挨拶もしなくなり、物陰に隠れるようになりました。
お友達の家に遊びに行ったときは、
おとなしい子と思われるほど静かだったが、家にお友達が来ると明るく元気な子になりました。
外遊びは大好きで、毎日公園へ。
その時はとっても活き活きしていました。
2歳での場面緘黙症への変化
2歳7か月の頃、
そういう性格なんだろうな~くらいの気持ちでいたとき、転勤族の私たちは引っ越すことになりました。
引っ越し先のマンションでは1歳年上のお友達ができました。
その子とは我が家では会話はできていましたが、
その子の家では話をあまりしていなかったようです。
(お友達のママは何だか気づいていたようです。
一度、おうちでは喋ってる?と聞かれたことがあるので。。。その子の家では私には話していたので、この時はまだ私は気がついていませんでした)
引っ越してから、他のお友達を作ろうとしたのですが、
本人が馴染まず、あまり仲良くなれませんでした。
近所の大人が「おはよう!」と挨拶してくれても、
無視か私の陰に隠れるようになりました。
「どうして挨拶しないの?」と私が聞くと、
「ほっといてほしい。なんで、知らない人に挨拶をしなくちゃいけないの?」と。。。
地域の三歳児検診でこのことを相談したら、
「幼稚園に入ると変わってくるでしょう。様子を見ましょう」
と言われ、
納得したようなしてないようなモヤモヤした感じで毎日を過ごしていました。
同じ年の子ができることができない、何か違うんじゃないの?親ならわかるでしょう!
と皆さんはお思いになるでしょう。
なぜ、この時期に場面緘黙が発覚しなかったかというと、
第二子を妊娠中の赤ちゃん返り+魔の二歳児のイヤイヤ期が同時に来たと思ってしまったからです。
そして、幼稚園に入園することになりました。
入園当初は、お返事や聞かれたことは話していたようです。
しかし、
「ママ、今日からお返事してないから」
と、園からの帰宅後に言われ、びっくり(;゚Д゚)???
それから、
私はネットで子供と同じ症状はないのか?
検索し始めました。
あの時やっていればよかったこと
疑問をもつ
お友達のママに「おうちでしゃべる?」と聞かれたときに、
「どうして、そんなこと聞くの?」と聞けばよかったと思いました。
お友達のママの知り合いに場面緘黙症の子どもがいたようです。
これは私たちの引っ越しが決まったときに聞きました。
私がこの会話に疑問を持ち、質問していたら、もっと早い段階で場面緘黙症だとわかったのでは。。。と思います。
納得するまで聞く
三歳児検診の時に
「幼稚園に入ると変わってくるでしょう。様子を見ましょう」
と言われました。
モヤモヤしたまま帰宅したのです。
この時、モヤモヤしていることをなぜ検診の係の人に聞かなかったのでしょう。
「幼稚園に入ったらどう変わるのか?」
「変われるいい方法はあるのか?」
「こんな状態で入園してから困らないのか?」
とか、たくさん聞けることはあったはず。
中途半端で帰宅してはいけません。
相手が面倒くさい顔をしていても可愛いわが子のことなので、きちんと納得するまで聞きましょう。
まとめ
これから場面緘黙症のスモールステップを発信していきます☆
参考にしていただければ嬉しいです☆
小学校入学前におこなった取り組みはこちらから
小学1年生の取り組みはこちらから
Comment
現在高一の娘も場面緘黙症で小1から小6まで学校で話せませんでした。心理の療育に通ったり家でもスモールステップで挑戦し、できたときにはご褒美を‥などといろいろ試し、中学に入ってはじめて自己紹介ができるようになりそこからはだんだん普通に話せるようになり友達もたくさんできて今では高校生活思いっきり楽しんでいます。
私も子供が話せないときには、将来どうなってしまうんだろうととても不安で、調べると「大きくなればなるほど治りにくく大人に持ち越す」などという情報ばかりで本当に心配しました。
今悩んでいるお子さんや親御さんにこういうケースもあるよということをお伝えしたくてコメントいたしました。
にこ様
コメントありがとうございます。
ブログの更新が滞っていて最近の様子をアップできていませんでした。
お子さまの楽しそうな様子がうかがえてとっても嬉しいです。
我が家も今年から高校生になり、やっと話せるようになってきました。
先日の参観日も答えているところが見られました。
本当にスモールステップですが、扉が開き明るい光が差し込む感じがしました。
子供の成長はさまざまなので、焦らず見守ることが大切だと思います。
あたたかいコメントありがとうございました☆